三軒茶屋#1 -渋すぎる猫-
2009.05.26
三軒茶屋にはなんだか猫が多い。
駅前の茶沢通りから烏山川緑道に入ると急に雰囲気が変わって、
深い緑のなかに落ち着いた佇まいの家が並ぶ住宅地。
地元の人達が犬や子供を連れてお散歩していたり、
スケートボードで自慢げに風を切るお兄ちゃんや
それを感嘆の眼差しで眺める学校帰りの小学生たち…
そしてそれに混じって、
だいたい2分間隔くらいに猫と遭遇する。
彼らのはっきりした共通点は、
「ものすごく目つきがこわい」ということ。
わたしが発するよそ者オーラに警戒しているのかもしれない。
パトロールに余念がない、地元愛あふれる猫たちだ。
そんなふうに警戒心が強いので、だいたいはわたしが近づこうと
するとぱっと逃げ出したり、爪を立てて「しゃーっ」と
向かってきたり(!)するのだが、

彼だけは違った。
どれだけじっと眺めてみても、結構自信のある猫の鳴き真似で
気をひこうとしても、まるっきりどこ吹く風。

どれだけ痒いんだよ、と言いたくなるような勢いで
顔を自分の体にこすりつける。
こすりつけ続ける。ずっと。

そこへ通りかかったおばちゃんが
「くり坊!」
「くり坊!今おじちゃんとおばちゃんいないの?」
え、どなたがくり坊さんですか?

どうみても銀さんとか玄さんとかのほうが合ってるよ。
そのうちくり坊は
「っるせーんだよ!」とばかり向こうへ行ってしまった。
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「ものすごく目つきがこわい」ということ。
わたしが発するよそ者オーラに警戒しているのかもしれない。
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気をひこうとしても、まるっきりどこ吹く風。

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