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カメラ片手に着物でお出かけ。

古い建物と写真と着物が好きな地に足つかない主婦のブログ

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目白#1 -喫茶ピアリッジとその常連達- 

2009.11.08



夕方、駅前の線路沿いにて。




目白という街はわたしにとっては
あまり縁のないところだったが、先週行ってみたのは
普段よくブログにお邪魔している“しんさん”という方の写真展
開かれていたからだ。


古いフィルムカメラで、手間ひまかけて撮られ、現像された写真たち。
そこには「心」とか「時間」とか、目にみえないものが映っている。
どう違うんだろう、どうしたらこんな素敵な写真撮れるんだろう、
と改めて思わされながら、自分でカメラを構えるときには
そう思ったことも忘れて何となくパシャパシャ
押してるだけなんだから、上達しないわけだ。





1人で来たと言うと、カウンターに座っていた上品なご婦人が、
屈託ない笑顔で「どうぞ」と隣の席を指し示した。
いつのまにかそこに座り、ご婦人との話に夢中になってしまい、
マスターがいたずらっぽい含み笑いで「ご注文は」と聞いて
くるまで、全く注文を忘れていた。


それからほどなく、上質そうなウールのジャケットに
ベルベット風の山高帽をかぶった高校生がさっそうとやってきた。
彼と、塩野七生などの小説が大好きなご婦人との間に
世界史談義の花が咲き、
わたしは適当に口を挟むものの内心
「ひえ~、ビスマルクだなんて聞くの何年ぶりだろ」と
腰を抜かしていた。
(おそらく、17~18年ぶり)


それからさらにしばらくして、今度は60代くらいの、
ずっしりと人生の重みを感じさせる男性。
今度はその男性と高校生が、楽しそうに話をはずませる。



どんな話の流れかはっきり思い出せないが、
男性は「結局、長い人生だからね」と言って去っていった。



何か、只者でない人たちが集まる喫茶店なんだなあと思った。
どこかから借りてきたんじゃなく、
自分で作ったものさしを使ってしっかり生きている人たちの持つ
独特な品格みたいなものを、その場全体から感じたのだった。


喫茶室ピアリッジ


pic_091105gr2_001w.jpg



しかしあの高校生の彼は、本当に横顔が弟に似ていた。
それでいて服装など全体の雰囲気は従弟にそっくりだった。
不思議なことがあるものです。



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テーマ : ある日の風景や景色 - ジャンル : 写真

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プロフィール

maki*k

Author:maki*k
スローライフ満喫中の妊婦。
来年3月の出産まで、もうちょっとだけ休憩。

ずっと使っていたGR digital2は
ちょっとお休み、
いまはiPhoneに夢中。

更新もコメントのお返しも、
いまはとてもゆっくりです。
気長に、のんびりつき合って下さると
うれしいです。

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